地域でビジネスを生み出し、課題を解決できる者になるには?地域創生MBAコースを修了しました
この度、私は地域創生MBAコースを修了しましたことを報告します。 地域の課題を地域資源を活かし、ビジネスのノウハウを取り入れながら解決していくというモデルを学び、最終的にはビジネスプランを発表しました。 shintomi-lvs.peatix.com
MBAとは何か?
MBA聞きなれない方も多いかと思いますが、社会人だと本屋さんに行った際、ビジネス書関連の棚で目にしたことがあるという人も多いのではないのでしょうか?
MBAとは以下のことを言います。
MBAとはMaster of BusinessAdministrationの略称です。日本語では経営学修士号、または経営管理修士号と呼ばれる学位であり、経営学の大学院修士課程を修了すると授与されます。よくMBAは資格(国家資格や業務独占資格等)と混同されることがありますが、MBAは資格ではなく「学位」です。MBAプログラムを提供している大学院は、通称としてビジネススクールと呼ばれており、主に社会人を対象にしています。(引用:グロービズ経営大学院)
これだと難しく感じますが、個人的にはビジネスに携わる上で必要な知識と捉えています。
地域創生MBAコースのプログラムでは、
・地域(地方)の課題
・地域(地方)にある資源
を知り、
ビジネスの知識とソーシャルビジネスの事例を学びながら、実際自分だったらどういうビジネスプランで地域の課題を解決できるかということを考えました。
学んだこと
・地域(地方)の課題
・地域(地方)にある資源
については実際宮崎県新富町という街をフィールドワークをして課題と資源を見つけました。
そのレポートは以下のリンク先に詳しく記されています。
フィールドワークの結果以下の点に注目しました。
地域の課題
・観光客が少ない
・宿泊施設がない (リノベーションして大規模な宿泊施設にできるような空きビルなどもない)
地域の資源
・アクティビティーが楽しめる自然資源が豊富(海、川、緩やかな起伏のある陸地、古墳群もある)
・年間を通した農産物(米、果物、畜産、野菜)が収穫できる。しかも生産量が多い
・プロスポーツクラブ(JFL所属でJリーグ入りを目指す)のホームスタジアムとクラブ施設ができる
そこで私はビジネスプランとして、新富町でランニングやサイクリング、SUPやヨガなどのアクティビティーが楽しめるホテル、しかも空き家を使った民泊型で、食事や温浴のほか受付やアクティビティーなども既存の施設を活用し、地域経済全体にお金が落ちる分散型宿泊施設の提案をしました。
ビジネスプランを作成する過程では、講師の方々から様々なソーシャルビジネスについてや志などを聞いたり、ビジネスプランについてのアドバイスをいただいたり、中々貴重な経験をさせていただきました。
得られたこと
一番大きいのは、「課題を解決するためにビジネスについてもっと勉強しよう」ということでしょうか。 ですので、この講習の期間中にMBAのオンライン講座を始めました。
この講座の各講師の方々の話を聴いて、社会、地域、自分の課題を持続可能な形で解決していくために、もっと稼げる人、稼げる仕組みを作れる人になろうと、そのためにMBAの知識を身につけていくのがいいのではないかと考えました。
一人でビジネスプランを考え続けたということもいい経験でした。始めは無理をして考えていましたが、最終的には「地域」「食」「スポーツ」と自分に興味がある分野をうまくつなげることができ、自分でもしっくりくるプランを作り出すことができ、そこまで考え抜けれたことで、この講座をやり抜いた感を得ることができよかったです。
始めは仕事(前職)のアイデアが湧くきっかけになればと思い、参加申し込みをしたこの講座ですが、途中職を失い、参加意義を失いかけました。 でもこの講座の参加者や講師の方々とオーガナイザしてくれたこゆ財団の方々のおかげでやり抜けました。本当にありがとうございました。